2008年12月06日

長周期地震動⇒危険地域を地図化 中央防災会議

1.発信元
 中央防災会議
2.概要
 地震の際、大型の建造物に被害をもたらす危険が高い「長周期地震動」について、中央防災会議は、揺れやすい場所を示した全国地図を初めてまとめ、5日公表した。高層ビルが集中する三大都市圏のほか、札幌、秋田、新潟、富山、金沢の各市、北海道の根釧台地や十勝平野、長崎県の島原半島などが含まれる。
3.詳細
1)長周期地震動
 周期が2秒以上のゆっくりした揺れ。木造家屋への影響は小さいが、特に2〜10秒の揺れは高層ビルや体育館、橋といった大型建造物に大きな被害を与える。
 震源から100キロ以上離れ、震度が小さくても、大型建造物では共振現象が起こって大破することがある。
2)被害の実例
 03年の十勝沖地震では、北海道苫小牧市で石油タンクが破損し火災を起こした。04年の新潟県中越地震では、震度3だった東京・六本木で、高層ビル「森タワー」のエレベーターのワイヤが切れた。三大都市圏に多い高層建築では、建物本体に被害がなくても、上層階にあるキャスター付きのコピー機や大型家具が揺れで動き回り、「凶器」となる危険性も指摘されている。
3)仕組み
 中央防災会議の「東南海、南海地震等に関する専門調査会」の調査で、地表面から地下深部の岩盤までの距離が大きい場所、特に、大河川が流れ地層が厚くなった平野部や火山灰が降り積もってできた地形が、長周期で揺れやすいことが分かった。
4)詳細な掲示
 地図と詳しい分析は、内閣府防災情報のホームページの「中部圏・近畿圏直下地震対策」内に掲載されている。
4.コメント
 要するに柔らかい地層が厚くたまった場所では、豆腐を揺り動かしたときに起きるようなゆっくりとした揺れになり、高層な建物や重厚な橋などに大きな力が長くかかり続けて、被害を大きくするというものらしい。普段から注意を払って過ごすことが大事なようだ。

<参考資料>
1)「ゆっくり揺れ」危険地域を地図化 中央防災会議(asahi.com)よりH20.12.06


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posted by e情報局長 at 10:11| Comment(0) | TrackBack(1) | 研究/開発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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