福岡管区気象台ほか
2.概要
九州・山口地方は3日夜から4日午前にかけ、梅雨前線の影響で局地的に激しい雨が降った。鹿児島県指宿市では3日午後11時45分ごろ、JR指宿枕崎線薩摩今和泉〜宮ヶ浜間で、鹿児島中央発山川行き普通列車(2両)が斜面から崩れた土砂に乗り上げ、1両目が脱線した。乗客7人にけがはなかった。各地で土砂崩れが相次ぎ、福岡管区気象台は警戒を呼びかけている。
3.詳細
1)JR九州
脱線現場は薩摩今和泉駅ホームから約200メートル南東の緩やかな左カーブ。線路脇の右側斜面が高さ約20メートル、長さ約23メートルにわたって崩れた。運転士が線路上の倒木に気づき、急ブレーキをかけたが間に合わなかったという。乗客はタクシーなどで目的地に向かった。復旧の見通しは立っていない。
2)3日の状況
指宿枕崎線では3日、大雨のため事故現場を含む瀬々串〜指宿間で午後7時〜9時40分、運転を見合わせた。いったん小降りになったため、運転を再開していた。薩摩今和泉駅には雨量計はなく、運転の可否は、近くの喜入駅(鹿児島市)の雨量計のデータなどに基づいて判断したという。
3)事故当時の安全運転の目安
事故当時、指宿市での2日の降り始めからの総雨量は297ミリに達していた。同鹿児島支社は「運行再開の判断に問題はなかった」としている。
4)福岡管区気象台
2日の降り始めから4日午前11時までの総雨量は、大分県・耶馬渓で315ミリ、福岡県黒木町で307ミリ、熊本県・阿蘇山で258ミリ。梅雨前線は九州北部から南下し、5日には再び九州南岸に停滞するとみられる。
4.コメント
福岡を含む九州北部は、大雨の以前には空梅雨状態で、渇水問題が深刻だった。今度は一転した大雨で被害が出てきている。被害が出ない程度に雨よ降れと、勝手なお願いをし始めている人が多いようだ。
<参考資料>
1)大雨の鹿児島、土砂崩れで列車脱線…指宿のJR線(九州発 読売新聞)よりH19.07.05
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