2007年07月27日

原発近くに派生断層⇒活断層は海よりもっと近い陸でも動いていた!

1.発信元
 国土地理院
2.概要
 26日、新潟県中越沖地震を引き起こした断層は二つあり、当初考えられていた陸側に向かって南東方向に下がっているのではなく、海側に向かって北西方向に下がっていたとする分析結果をまとめた。陸側のほうが浅い断層が動いたことから、地理院は「これまでの分析より、断層から原子力発電所までの距離が短くなるのは確実」としている。
3.詳細
 全地球測位システム(GPS)を使った観測や余震の解析などから分析結果をまとめた。政府の地震調査委員会などは、海側が浅い南東傾斜の逆断層が動いたとの見方が中心だった。分析結果は8月8日の同委員会で検討される。
 地震の原因となったのは二つの隣り合う断層で、このうち南西側にあるのは北東―南西方向に走り、南東から北西に向かって傾斜角44度で下がる逆断層。長さ約12キロメートル、幅約10キロメートル、上端部の深さは約1.2キロメートル。
4.コメント
 海側にあるゆるい傾斜の主断層が陸側(南東)へ傾斜していてこれが今回の地震を起こしたとされていた。さらに、それから分岐した逆断層があって、柏崎辺りを沈降させたという情報は新聞などで得ていたが、刈羽原発との位置関係で論じられたのは初めてだ。明確に『原発近くまで断層』と国土地理院が表現していることは、極近くまで断層自体が及んでいるに違いない。下手をすると直下、約1.2キロという表現でもおかしくないようなものかも知れない。その場合の主要断層の直下20キロなどというものと桁違いに危険な話になる。さらに同じような活断層の多い「長岡平野西縁断層帯」との関係も見直されるのではないだろうか。また、「ひずみ集中帯」との関係などから原発の安全性へ大きな意味を持つことになってきたように思われる。
 これからの専門家の発表に注目せざるをえない。

 
<参考資料>
1)新潟県中越沖地震、原発近くまで断層・国土地理院が分析(NIKKEI NET)よりH19.07.27

 
出張ですか? ■高速バス予約 ■楽天トラベル 海外航空券予約
posted by e情報局長 at 12:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 研究/開発 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/49348127

この記事へのトラックバック
新着記事
(06/26)北海道で震度4(北海道日高地方、約60キロ、M5・3)
(06/26)宮城・栗原で震度3(宮城県北部、約20キロ、M4・0)
(06/24)個人の地震対策必須か⇒有明の丘防災拠点施設が竣工/本部棟、災害時の司令機能備える/内閣府、国交省
(06/14)岩手県内陸部で震度6強(岩手県内陸南部、約10キロ、M7・0)
(06/09)地球全体が活発化?⇒ギリシャでM6.1の地震、2人死亡
(06/05)山形県寒河江市、同県村山市、尾花沢市などで震度3(山形県村山地方、約10キロ、M4・5)
(06/01)盛岡で震度3(岩手県沖、約20キロ、M5・3)
(06/01)災害!地震への備え⇒事前対策「非常出持出袋28点セット」(モバ+PC)
(05/27)決壊の引き金では⇒土砂ダムの水抜き作業、最大130万人避難へ 四川大地震
(05/26)ひび割れダム、堰止湖⇒新たな、未曾有の被害を招く発火装置が秒読みを始めている!
(05/25)死者8万人へ増加?⇒四川大地震、被災者4550万人に 余震続く、危険増す!
(05/25)せき止め湖拡大、危険増す⇒四川大地震 22カ所の「土砂ダム」決壊の危険
(05/24)地震波地球6周⇒四川大地震で地震波形を調べたて分かった(東大大地震研・解析)
(05/24)四川の放射性物質⇒四川大地震で50個の放射性物質に保管や安全上の問題が発生、うち15個は未回収
(05/23)災害への備え⇒非常持出袋28点セット(モバ+PC)
(05/23)温首相の現地入り⇒死者・不明8万人超でなく、これから本番の二次災害への備え!
(05/21)四川省の街のみこむ土砂崩れ、日本の地球観測衛星「だいち」がとらえる
(05/21)二次災害の急増⇒山に大規模亀裂、ふもと住民9千人緊急避難 四川大地震
(05/18)四川省、新たな災害の危機⇒「ダムが壊れるぞ! 危ない!」「みんな早く逃げろ!」
(05/16)ケータイの充電|災害ツール⇒「手動式携帯電話充電器」FMラジオ付(モバ+PC)