国土地理院
2.概要
26日、新潟県中越沖地震を引き起こした断層は二つあり、当初考えられていた陸側に向かって南東方向に下がっているのではなく、海側に向かって北西方向に下がっていたとする分析結果をまとめた。陸側のほうが浅い断層が動いたことから、地理院は「これまでの分析より、断層から原子力発電所までの距離が短くなるのは確実」としている。
3.詳細
全地球測位システム(GPS)を使った観測や余震の解析などから分析結果をまとめた。政府の地震調査委員会などは、海側が浅い南東傾斜の逆断層が動いたとの見方が中心だった。分析結果は8月8日の同委員会で検討される。
地震の原因となったのは二つの隣り合う断層で、このうち南西側にあるのは北東―南西方向に走り、南東から北西に向かって傾斜角44度で下がる逆断層。長さ約12キロメートル、幅約10キロメートル、上端部の深さは約1.2キロメートル。
4.コメント
海側にあるゆるい傾斜の主断層が陸側(南東)へ傾斜していてこれが今回の地震を起こしたとされていた。さらに、それから分岐した逆断層があって、柏崎辺りを沈降させたという情報は新聞などで得ていたが、刈羽原発との位置関係で論じられたのは初めてだ。明確に『原発近くまで断層』と国土地理院が表現していることは、極近くまで断層自体が及んでいるに違いない。下手をすると直下、約1.2キロという表現でもおかしくないようなものかも知れない。その場合の主要断層の直下20キロなどというものと桁違いに危険な話になる。さらに同じような活断層の多い「長岡平野西縁断層帯」との関係も見直されるのではないだろうか。また、「ひずみ集中帯」との関係などから原発の安全性へ大きな意味を持つことになってきたように思われる。
これからの専門家の発表に注目せざるをえない。
<参考資料>
1)新潟県中越沖地震、原発近くまで断層・国土地理院が分析(NIKKEI NET)よりH19.07.27
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